デイトレを行うためには

デイトレとはデイトレードの事を指しており、一日に数回から数十回という取引を繰り返して行い、またその取引の決済は翌日まで持ち越すことをせずに、その日のうちにすべてを終わらせるという投資取引のスタイルになります。

こうした取引はネットを利用した投資取引となるのですが、以前では高価なパソコンの設備を購入し、自宅にパソコン通信が行える専用の電話回線を引いたりなど、一部の投資家しか行えないようなものでした。

しかし、現在ではパソコンはノートパソコンのように簡単に持ち運びができ、誰でもハイスペックの製品が簡単に安価に手に入れられるようになり、さらには、携帯電話がスマートフォンやタブレット端末などへと形と性能を変え、こうしたモバイル可能な機器の登場によって、簡単に設備を整えられるようになりました。

また、インターネットが広く普及し、その接続の環境も大きく改善されつつあるため、どこにいてもネット接続が可能になり、投資取引が行えるような環境が整ったために、現在ではこうしたデイトレを行う投資家も多く増えてきています。

デイトレを行うためには、一日に何回もの投資取引を繰り返して行う必要があるのですが、こうした取引を行うためには、差金決済取引を利用して投資を行うことが重要であり、差金決済取引を行わないデイトレでは、その制限が大きくかかってしまうのです。

わたしたちの身近な投資取引では株式投資がありますが、株式投資には実際の株券を利用して投資取引を行う現物取引と、証券会社に証拠金と呼ばれる担保を預けることにより、証券会社から株券を借りて行う信用取引があり、この信用取引が差金決済取引と呼ばれるものになっています。

現物取引では、一つの株銘柄に対して連続して売買取引を行うことが禁止されており、実際には取引を行うことができないように制限が掛けられています。
これは、取引を行う際に一つの銘柄に対して連続で売買注文を入れると、その現物を手元に余裕していない状態での取引が成立してしまう自体になるためにこうした事態を防ぐために制限が掛けられているのです。

こうした現物の受け渡しを行わずに売買取引の差額のやり取りだけで取引が確定してしまう取引の事を差金決済取引と呼んでおり、これを行うためには、現物の代わりの担保として証券会社に証拠金や有価証券を預ける必要があるのです。

これにより、証券会社から担保を元にして株銘柄を借りて取引を行えば、その売買取引から差金を利益として受け取ることができるために、一つの銘柄に対して連続して取引を行っても制限がかからないことになるため、デイトレでの連続取引きが可能となるのです。